伊豆大島ダイビングセンター

キャンペーン情報!
当店では、お客様のニーズにお応えするために、随時以下の様なキャンペーンを企画しています。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
IDCオリジナルTシャツ
Tシャツイメージ
IDCオリジナルTシャツ
販売中!!

IDCオリジナルTシャツ
発売中!!
なんと!¥2000
(税込)!!
カラーは3色。サイズは4つ、S・M・L・XL
人気のドライ素材なので速乾性に優れています
ダイビングにはピッタリの
Tシャツです。
是非、ご購入下さい。
IDCはPADIリゾートセンターです。
PADIイメージ
関連サイト
twitter

10年振りの再会。

2010年12月5日

新しい記事を書く前に、ちょっと訂正&お詫びを・・・
前々回の「ツノメヒメヤドカリ」の和名を間違えて書いておりました。
記事の方は、先日訂正致しましたが、色々な方々に失礼をおかけしました。
今後、気を付けて行きます。
さて、先日まで吹き続いていた西風のせいで水温が下がってしまいました。
と言っても20℃。また北東が吹けば少しは上がるでしょう。
12月、20℃台をいつまでキープ出来るか?が勝負ですね。
今年は、黒潮の影響を強く受け、初めて見る生き物や久し振りに再会する生き物が多く見られます。
このエビもなんと10年。いや?それ以上振りかな?
20101205minemizu
ミネミズエビです。 
大島では、何故か少なく滅多に現れません。
余程の甲殻類好きでなければ、興味を示さないエビです。
しかし、エビのHPを作ろうとしている私にとっては嬉しい再発見でした〜〜
消えない内にもう一回撮り直しに行こうっと!!

貴重な写真!?

2010年12月3日

先日、ガイドで潜っていた時です。
ゲストの方が水深10程の壁で何やら指差して教えてくれました。
その壁には、タコの姿が!??
貝のHPでタコもアップしている私にとっては絶好のチャンス!!
激写しまくってしまいました20101203wamondako
画像を後から確認すると、腕の付け根に丸い眼状紋があるのが特徴です。
このタコ、沖縄等のサンゴ礁域では普通のタコですが
何故か今迄ちゃんと見た事が無かった・・・
だた、注目してなかったって事か!?とおもったのですが
詳しい方に聞いたらどうやら、温帯では珍しいみたいです。
道理で・・・
特徴が分かる写真が撮影出来て良かったです。

新和名決定!!ツノメヒメヤドカリ

2010年12月1日

先日、いつもヤドカリでお世話になっている、駒井先生が新たなヤドカリを記載致しました。
今回のヤドカリは大島に関係あるものです。
名前が付いたのはこれ↓
20101201tunohimeyadokari
今迄、Catapaguroides foresti と呼んでいた種類です。
学名もこのまま、↑になります。
このヤドカリにタイトルにも書いた「ツノメヒメヤドカリ」が与えられました。
他にも、Catapaguroides longiorに新称「マンザガマヒメヤドカリ 」が与えられました。
どちらも、沖縄本島の洞窟から発見された様ですが
ツノメヒメヤドカリは大瀬崎でも出現しています。
大島の場合は、壁に空いていた穴の中にいました。
条件は下に砂がが溜まっている場所を好む様です。
これを機に、マンザガマヒメヤドカリも探してみたいと思います。
サイズだとか、色々と調べたいので駒井先生から論文のPDFをもらう事にしま〜す。
いや〜 名前が付くと楽しいな〜〜
Komai, T., Y. Yamada & N. Shirakawa. 2010. A new hermit crab species of the genus Catapaguroides A. Milne-Edwards & Bouvier (Decapoda: Anomura: Paguridae) from the Ryukyu Islands, Japan, and additional record of C. foresti McLaughlin. Zootaxa 2690: 32-42.

ヒラムシコレクション 7

2010年11月30日

不定期のやっているヒラムシコレクション
のはずっだのですが〜段々と頻繁になってきました。
今日のヒラムシコレクションはこれ
20101130hiramusi
前回も紹介した、東海大学出版会「海洋生物ガイドブック」

に「シミチョロヒラムシ」って載っている奴に似ています。
しかし、なんてふざけた名前なんでしょうね〜
一応仮称と書いてはありますが、そんなもん書いてあろうがなかろうが
こういう風に書籍に載せてしまえば、普通に使われてしまいます。
今後、このヒラムシがちゃんと記載されて、きちんとした名前が付いた時に
このシミチョロという名前を消す事は可能でしょう。
しかし、「あ〜〜 前にシミチョロって言ってた奴ね〜」と言われてしまうのは必至です。
それでは、折角和名を提唱した学者の方がガッカリしてしまうのでは無いでしょうか?
確かに、この図鑑はウミウシに仮称を付けて載せる事によって
一大ウミウシブームの火付け役になった図鑑です。
内容は中々優れています。
まっ 逆に言えばもっともらしい仮称で呼んで、混乱を招くよりも
こういう、ふざけた名前の方がより「仮称」らしくて良いかもしれませんね。
このヒラムシって学名とかあるんでしょうか?
どなたか、このヒラムシの情報をお持ちの方教えて下さい。
それにしても、シミーズって今あるんですかね?
しかもチョロって出てる人ってどれ程いるんでしょう?

謎のテッポウエビ

2010年11月27日

陸上はすっかり寒くなってきましたが、水中はまだまだ22度と温かいです。
しかし、ちょっとウネリが入っている事も多く
浅い所が揺れています。
そんな中、またテッポウエビを撮影してきました〜
大きさは約2cm。小さ〜〜い
でも、結構体長2〜3cmのテッポウエビの仲間って多いんですよね〜
なんとか撮影したのがこいつです。
20101127teppouebi
目立った特長は、ハサミの先端が白い事と歩脚に斑模様が見える事
体にも小さな白っぽい斑点があります。
でも、こんな特徴のエビいっぱいいるんですよね〜〜
なんせ、テッポウエビの仲間だけで100種以上は居ます。
名前が付いているのかも不明なので、ますます怪しいですね。
一応、専門家の方に聞いてみます。

やっと発見!!

2010年11月21日

相変わらず、荒れた海が続いています。
秋の浜にはいつにも増して大きなウネリが入って来ていました。
そんわ訳で、やはり王の浜へ行く機会が増えてきます。
今、季節来遊魚が数多く見られ、非常に盛り上がってる王の浜ですが
やっぱり、個人的な欲求を満たしてくれるのは湾内です。
湾内の石を捲ると他のポイントの浅場で見た事無い生き物が色々と出て来ます。
貝の仲間やヒラムシ・ウミウシ・甲殻類など等
結構、面白いです。
今回、この湾内で発見した生き物はこれ↓
20101120hanabira
ハナビラダカラというタカラガイの仲間です。
貝殻は前々から拾っていたのですが、生きているの見たのは初めてでした。
いや〜 感動しました。
何故か大島には少ないんですよね〜・・・
これで、生態写真を撮ったのは16種類
でも、貝殻は持ってるけど生態を見た事無いのはまだまだいっぱい居ます。
コモン・カミスジ・ウキ・チドリ・カモン・アジロ・カノコ・ナツメモドキ等など・・・
こりゃ〜 まだまだ頑張らないと駄目ですね。。。

ヒラムシコレクション 6

2010年11月19日

何だか荒れた海が続いています。
こんなに浅場が揺れたら、大好きな「浅場で石捲り」が出来ませ〜ん
なんて言いながら、前回のテッポウエビなんか撮影したりもしてるんですが・・・
浅場で石を捲ると、出てくるのはヒラムシの仲間。
私がヒラムシを撮影し始めたのも、石を捲ってヤドカリを探しているついででした。
そう言えば、ヤドカリ探しのついでに見つけた物っていっぱいあるな〜〜
何か1つに集中して、一箇所で探して行くと色々と見つかります。
でも、今回のヒラムシはゲストの方に見せて頂きました。
20101119hiramusi
石を捲ったら下から出てきました〜〜
名前ですか?? 分かりません。。。
東海大学出版会 から出ている「海洋生物ガイドブック」

に出てくる、仮称 ガーターヒラムシに似ていない気もするが・・・
しかし、ウミウシもそうですが、こういうふざけた和名は止めて欲しいですね〜

久々にテッポウエビ!!

2010年11月18日

最近、カニとヒラムシの部屋みたいになって来ているブログですが
今回は、最近サボっていたテッポウエビの話〜〜
ご存知の通り、テッポウエビの仲間で図鑑の載っているなんて極僅か
物凄い数の種類がいます。
その多くが、まだ未記載種かも知れないというから厄介です。
体色で区別が付く種類は少なく、色彩変異が豊富な種類が多いのも難点です。
なんと言っても、動きが早くて観察させてくれない・・・
本当に難しい種類です。
しかし、そこが面白い!!
今回撮影した新しいテッポウエビの仲間をアップします。
20101118teppouebi
前々から良く見る赤いタイプです。
ハサミの感じから見ても、今まで撮影した種類とは違う物だと思います。
でも、何テッポウエビって言われるとちょっと・・・
専門家の先生に聞いてみるとしましょう。

ヒラムシコレクション 5

2010年11月15日

あ〜〜 早くケイカイにカニ撮影に行かなきゃ・・・
と思いながら、何時でも行けると思うと中々行かない駄目な奴です。。。
そんな訳で、今回もヒラムシ〜〜
20101115bingata1
今回のは、ちゃんと和名が分かります!!(自力で!!)
その名もビンガタニセツノヒラムシ。
昨年、奥野さんが与えた新和名です。
素敵な和名ですね〜 ビンガタとは沖縄の伝統的な染色技法で
実に多彩で美しい模様です。
そうまるでこのヒラムシの様に
やっぱり、奥野さんの和名にはセンスを感じます。
でっ これはカラーバリエーションになるんですかね?
20101115bingata2
・・・・何だか違う気もします。

ヒラムシコレクション 4

2010年11月11日

レッドデータの調査をまとめようと思ったのですが
残す所、2種の内1種は同定待ち、もう1種は写真無し・・・
そんな訳で今日は、ヒラムシコレクションを進めます。
今日のヒラムシは〜〜これ!!
20101111hiramusi
すっ 凄い・・・ なんて素敵な柄なんでしょう。
良く見ると、ちょっと一部かけています。
でも、全然平気で這っていました。。。 実に不思議な生き物です。
っで、誰かって??
それは、いつもの通り分かりません(汗)