伊豆大島ダイビングセンター

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Archive for 'カニ'

ヒメオウギガニモドキ

今回も大澤先生に同定して頂いたカニです
その名は、ヒメオウギガニモドキです
世に出ている図鑑では、「沖縄海中生物図鑑 甲殻類(カニ)」に生態写真が載っています

どんなカニかと言うと、こんなカニです
ヒメオウギガニモドキ (1)

正面から見るとこんな感じです
ヒメオウギガニモドキ (2)

先日、表のログに上げたカニはこいつと一緒ですね~
IMG_8984
甲域は良く分かれており、はさみ脚には棘で覆われています

モドキが付いていない「ヒメオウギガニ」ってどんなのというと
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
こんなカニです

こっちは正面から見ると、はさみ脚に長い溝があります
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こう見ると、結構違うカニなのですが
どの辺がモドキなんですかね~?

サガミヒメオウギガニ

今日もカニです。
同じく大澤先生に同定頂いた種です

サガミヒメオウギガニというカニで、「エビ・カニガイドブック~伊豆諸島・八丈島の海から」に載っているカニです
どんなカニかと言うと
サガミヒメオウギガニ (1)

正面からだと、こんな感じです
サガミヒメオウギガニ (2)
はさみ脚に明瞭な顆粒が見られます

この様に白い奴もいるのですが、図鑑を見ると
全体的に赤味のある個体が多いとあります
う~ん、それって何処にいるんだろう?

キヌゲカムリ

今回も大澤先生に同定を頂いたカニです

キヌゲカムリです
少し前に書きましたが、キヌゲカムリは有名なカニです
生態写真が載っている図鑑は無いですが
「原色日本大型甲殻類図鑑」にはちゃんと載っています

まずは、雄個体です
キヌゲカムリ

甲羅側はこんな感じです
キヌゲカムリ2

そして、雌個体です
キヌゲカムリ雌2 (1)

その甲羅側です
キヌゲカムリ雌2 (2)

「原色日本大型甲殻類図鑑」の解説と照らし合わせてみたのですが
どうにも、こう毛深いと甲羅の形が分かりません

この雌個体ですが、大きさは拳大です
しかし、図鑑を見ると甲幅は2㎝・・・
あまりにもデカすぎる!

大澤先生曰く、大小個体間に明瞭なサイズ差があるため、別種の可能あり
との事でした

甲殻類の世界は、どれだけ楽しませてくれるんでしょうね~

ケブカトガリガニ

今回も大澤先生に同定して頂いて種です
大澤先生には本当に感謝です

今回は、ツノガニの仲間です
その名はケブカトガリガニです

ネットを見ると、八丈島からの写真がヒットします
八丈島からに情報ならほぼ間違えないと思いますが、世の図鑑で生態写真が載っている物は無いです
とにかく、この写真は標本同定を元にした、100%間違えないケブカトガリガニです
ケブカトガリガニ (1)

前から見るとこんなです
ケブカトガリガニ (2)

世の中に生態写真が出ているとは言え、形質的にどこがどうなっているからケブカトガリガニです!
ってのが分かりません
記載論文でも手に入れば良いのですが・・・

オオメテナガヒメガザミ

今回も大澤先生に同定して頂いたカニです
これは、「海の甲殻類」にも載っている種類です

じゃ~、何故今更このブログに書くのか!?というと
今まで何度もこのカニを採取し、同定をお願いした事があります
その時はヒメガザミ属の1種という事になっていました

今回、とうとう正しくオオメテナガヒメガザミだと断定して頂けたカニに出会いました!
オオメテナガヒメガザミ

正面から見るとこうです
オオメテナガヒメガザミ2

「海の甲殻類」を見ると赤褐色と白色の斑紋が散在するあるのですが
写真の個体には見られません
環境によって個体差があるようです

あ~本当に難しい・・・
でも、それが楽しいんですけどね

アカモンイトアシガニ

今回も大澤先生に同定して頂いたカニです
アカモンイトアシガニです

これは、ネットを漁れば画像は出てくる種類です
発見当時、表のブログでは「ノコバイトアシガニ」と書いてしまった種類です
恥ず!!

とにかく生態写真がこちらです
アカモンイトアシガニ (1)

イトアシガニというだけあって
第4歩脚が小さくなっています
アカモンイトアシガニ (2)

しかし、どこに赤紋があるのだろう?
調べる事がどんどん増えていきますね

ヒメキヌゲカムリ

今回も、大澤先生に同定頂いた種類をアップします。

タイトルにもある「ヒメキヌゲカムリ」ですキヌゲカムリは有名ですが
ヒメって付くと、全然情報がありません
かの有名な「原色日本大型甲殻類図鑑Ⅱ」にその名が載っている位です

これ世界発かも!?という生態写真がこれです
ヒメキヌゲカムリ (1)

甲羅側から見るとこんなです。
ヒメキヌゲカムリ (2)

絹毛というだけあって、かなりの剛毛が生えています
THE キヌゲカムリは前述した図鑑に標本写真が載っています
ですが、上の写真の様な2つの黒点は無いです
果たして、これが見た目の特徴になるでしょうか?
でも、こんなの何か被っていたら見えないし・・・

ハサミ脚に入る縞模様と、体表に生える剛毛で見分けていくしかないかもですね・・・

コブヒシガニ

久しぶりの裏ブログアップです!!
今回は、いつもお世話になっている大澤先生に同定して頂いた甲殻類をアップしていきます!
大澤先生いつもありがとうございます。

1発目はこれ!
コブヒシガニ (1)

コブヒシガニです!
ま~これは、世に出ている図鑑に載っている種なので
ここでは特筆しません

前から見るとこんな感じです
コブヒシガニ (2)

さーて、連続でアップしていきます!

シワクボミオウギガニ

更新が滞っており大変申し訳ございません
書きたい種類はいっぱいあるのですが・・・
でも、やはり真面目に書いて行こうと気持ちを入れ直しました

久し振りの更新1発目は、大変お世話になっている駒井先生に同定して頂いたカニです
それはこれ
213シワクボミオウギガニー5m (1)

シワクボミオウギガニ
Hypocolpus rugosus (Henderson,1893)

正面からみるとこんなです
213シワクボミオウギガニー5m (2)

このカニを手持ちの図鑑やネットで調べてみたのですが
全然情報が出てきませんでした・・・
これから自分なりに特徴を見つけて行きたいと思っておりますが
しかし、本当に難しい
それを同定出来るなんて!!研究者の方の偉大さが身に沁みます

ここで、撮影した事があるカニを調べてみたのですが
まずクボミオウギガニの写真がありません
これは、見つけないといけないですね・・・

タイワンヒライソモドキ

駒井先生に同定をお願いして標本の中で
今回最も結果を楽しみにしてた!と言っても過言ではないカニです
今回も駒井先生に同定して頂きました~

それはこのカニです
0628 タイワンヒライソモドキ (1)
その名もタイワンヒライソモドキです
汽水域に生息するカニで、川のない大島では非常に貴重な種類です
海岸線で湧水が海に流れ込んでいる場所で局地的に見ることができます
他の湧水がある所も歩いて調べたのですが、本当に一ヶ所以外その姿を見ませんでした

甲羅は平坦で、四角というよりは丸みを帯びています
甲の側面に剛毛が生えます
前側縁に小さな切れ込みが1つだけあります

雄のハサミにはこんな感じに毛が生えます
0628 タイワンヒライソモドキ (2)

一時期、このカニがいる場所が護岸工事されました
凄く、ヒヤヒヤしていたのですが特に湧水にも影響はなく
今も限られた場所に生息しています

日本のレッドデータいうサイトを見ると
場所によって絶滅危惧種Ⅱ類、または準絶滅危惧種に指定されているようです
ここまで生息場所が限定されているなら、大島の個体群も是非準絶滅危惧種位になってもいいレベルかと思います

こんなに貴重なカニが大島もいると思うと益々大島が好きになりますね~