伊豆大島ダイビングセンター

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Archive for 'コシオリエビ'

コシオリエビやっぱり気になる~

今日は、久々に気になるコシオリエビを発見しました~
以前、結構色々と調べた結果、殆どトウヨウコシオリエビになってしまった・・・
という「裏」ブログを書きましたが、あの後は大体トウヨウは区別が付くようになりました。

その後も色々と探してはいましたが、「こいつ誰~?」って奴に出会いませんでした。
今日はやっと気になるコシオリエビに出会えました。
それはこいつ!

・・・・う~ん、これもやっぱりスジテコシオリエビになるんだろうか?
でも、ハサミの白線の入り方が違う気が・・・
結果が楽しみですね~

トウヨウコシオリエビ奥深~い

今回、駒井先生に見て頂いた甲殻類の中で特に楽しみだったのはコシオリエビの仲間です。
私として、8種類程のコシオリエビを送ったつもりでした。

ダイビング中にコシオリエビを見ると大抵がこんな風にいます。

そう、目とはさみ位しか見えないものです。
この状態でどうにか同定出来ないとダイバーにとっては何の役にも立ちません。
そこで目をつけたのが、はさみの模様。
上の写真は可動指・不動指に白いラインがあり、付け根が白いです。
一見スジテコシオリエビの様に見えます。

その感じで次々と見て行きました。

この個体は、はさみに4つの白点があります。

そして、こいつ

この個体も4つありますが、3つが大きく1つは小さいです。

もう1個体

白い模様はありますが、いまいち形が整っていません。
最後の個体は、私の中でトウヨウコシオリエビだと思っている個体でした。
体に入る横筋がよく目立ちます。

では、この4個体の同定結果は一体どうだったか?というと
全部、トウヨウコシオリエビでした~~
う~ん、はさみの模様は関係無いという事になりました。
一番上の様な格好で亀裂等で見られるコシオリエビだと区別は付き辛いという事になります。

しかし、今回の結果を受けて、大島に一番多く見られるコシオリエビの仲間はトウヨウコシオリエビだと判明しました。
今回は、壁の亀裂に入っている種類を中心に調べましたが
今後、転石下にいる種類を調査していけば、大体の普通種が掴めそうです。

まだまだ謎の多いコシオリエビの仲間・・・いや~楽しいですわ!!

学名判明!白いコシオリエビ

皆さん、表のブログはもうご覧になりましたか?
今日の「裏」側は、表のネタと連動しております。
是非、見てくださいね~

さて、今日のネタはコシオリエビ
甲殻類の中でも、特に不明種だらけなんではないか?と思ってしまう程情報の少ない種類です。
いつかやらなければ・・・と思いながら
心のどこかで「これに手を出したら終わりかも・・・」って気がしていました。
でも、俺がやらなきゃ誰がやる?って事で、昨年は頑張ってみました~~

これが中々驚きの結果!
それの内一つご紹介!

まずは、画像をご覧下さい

トゲトサカ類に付くコシオリエビの仲間です。
この白という色彩から結構人気がある種類です。
しかし、名前が分からない・・・これは結構大問題でした。
そんな問題を駒井先生が解決してくれました!!
このコシオリエビ学名を Galathea ternatensisと言います
和名はありません。

国内で情報が出ているのは沖縄からのみでした。
大島にも普通に通年居るので温帯種なんでしょうね。

一つここで書いておきたいのは、体色が白いのはホストが白いから!という事
それが証拠に、これも同種です。

これは一瞬別種!?かと思ったのですが、撮影中に同種という事に気が付きました。
やっぱり色に騙されてただけですね~

とにかく、学名だけでも判明して嬉しいです。
これからは、テルナテンシス君って呼びます。
(呼び辛い!!)

コシオリエビの正体判明!!

今日の「表ログ」で書いたコシオリエビです。
まずは、写真を↓
20111203kosiori
これは、今日撮影した個体です。
実は、写真を駒井先生の見て頂き、お答えを頂いておりました。
(あくまでも写真同定になります)
ここで、書いておきます。
このコシオリエビ
学名を Galathea amboinensis De Man, 1888
和名はありません。
沖縄からの報告があるそうですが、大島からの正式な報告は今回のが初めてになると思います。
昨年、そして今年と見ているんです。
季節来遊コシオリエビですかね〜?
早く和名が付くと嬉しいですね。
とにかくしっかりと、実物を元に調べたいですね

撮影難しい・・・

最近、ちょっと忙しくてサボっていたコシオリエビを昨日は撮影してみました。
日中の撮影は、非常に楽なのですが、大抵亀裂に隠れていて全身を見せてくれません。
なので写真はこんな感じに・・・
20110824kosioriebi
眼とはさみに合わせたいのですが、カメラの位置が壁のせいで上手く行きませんでした。
はみに合わすと眼に来ないし・・・
こりゃ〜撮り直しですね。
撮り直す為にも、この種を判別させる特徴を勝手に見つけておかなければいけません。
そこで、はさみの模様に注目しています。
はさみの掌部の模様は、不動指・可動指に白い筋が入り、その付け根に白点が入ります。
スジテとはちょっと違った模様の入り方です。
これで、種類の良く分からないコシオリエビが8種
それに、ミヤケコシオリエビ・アナモリチュウコシオリエビ・スジテコシオリエビ
コマチコシオリエビ・フタスジウミウシダコシオリエビ・アナモリチュウコシオリエビ
ヒヅメコシオリエビ等の名前の分かっている7種を合わせると15種になりました。
まだまだ謎のコシオリエビが沢山います。
こりゃ〜もっと頑張らないと・・・

ナイトの成果

昨夜行ってきたナイトの成果を書いておきま〜す。
まずは、コシオリエビ編
実は、昼間に凄い事に気が付きました。
今迄、コシオリエビをゲットするのに、上手く指で誘導するようにしてしまっていたのですが
なんと、コシオリエビ掴める!!って事に気が付いちゃいました。
すぐに脚とかはさみとか取れちゃう感じの生物かと思ったら
全然そんな事をありませんでした。結構丈夫です。
これは、かなりの大発見!!
今後の活動?が楽しみです
さて、昨夜のコシオリエビは2匹
まずはこれ、
20110731kosioriebi
このハサミ掌部に3つ白点がある種類は結構多くみます。
昼間は、亀裂からこのはさみが出ているだけです。
流石ナイト全身見れて良かった〜〜
次は、このコシオリエビ
20110731kosioriebi2
これは、掌部に4つ点がある〜〜
う〜〜ん 分からない・・・
正中線上に白線があるからトウヨウコシオリエビかと思ったのですが
こりゃ〜 違うな・・・
全然分からない・・・
でも、一気に2種類追加です。
まだまだ数は居そうですけど・・・・・

種類の見分け方って・・・

1ダイブ1種類。
こんなペースで調査が出来れば嬉しいのですが
残念ながらそう上手くはいきません。
なので、チャンスを見つけて一歩づつ前進していかないといけません。
そして、何を撮影したか忘れずにまとめて行く事にしています。
そんな〜〜 コシオリエビシリーズ第5弾
今回は〜〜
20110727kosiori
こいつ。
しかし、どうやって見分ければよいんでしょう?
やっぱり表に出ているのはハサミだから、ここの模様で区別が付くと嬉しいんですけどね〜
さて、またこいつは何者なのやら・・・

今日もコシオリエビ

さて、今日もマイブームのコシオリエビです。
コシオリエビは正直、人気がある種類ではありません。
それは、やはり名前が良く分からないから、というのが一番の原因でしょう。
そんな中でも、まだガイドネタとして使っているのが、こいつ
20110724kosiori
トサカに着く白いコシオリエビです。
今日撮影して思ったのですが、これって前に撮影した種類のカラーバリーションなのでは?
という気がしてきました。
種類が分かれば一発で判明するのですが・・・
これも、その内はっきりさせます!!
う〜〜ん 背中に生えてる赤い毛が気になる

やっぱりこっち側のネタだ

先日は、いきなり表のブログに登場させてしまったコシオリエビですが
やっぱり、こういうマニアックなネタはこっち側がしっくり来ます。
今日もまた1種類進みました。
それはこれです。
20110722kosiori
う〜〜ん 何者でしょう??
っていつもこればかりですが・・・
甲羅が膨らんでるのは寄生虫だと思います・・・
トウヨウコシオリエビかな??とも思ったのですが
この個体ワタトリカイメンの隙間にいたんです。
これは、怪しい〜〜と思って撮影しました。
勿論、正体暴いてみせます。
いまから、結果が楽しみです!!

1歩前進今年のテーマ

さて、先日いきなり重たい腰を上げたコシオリエビの調査ですが
これが、中々進まない・・・
なんと言っても、昼間に中々姿を見せてくれないのです
見れても亀裂の中からハサミが見える位・・・
これでは、撮影は出来ても・・・・
でも、中にはカイメンに付いてる奴もいます。
20110716kosiori
これは分かりやすく。八丈島版 エビカニガイドブックに載っている種類と一緒だと思われます。
当時はまだ名前が無いって事でしたが、まっ まだ無いでしょう・・・
結構数の多く目に入るんですけどね〜
あ〜〜 名前が欲しいな〜