伊豆大島ダイビングセンター

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Archive for 'カニ'

タイワンヒライソモドキ

駒井先生に同定をお願いして標本の中で
今回最も結果を楽しみにしてた!と言っても過言ではないカニです
今回も駒井先生に同定して頂きました~

それはこのカニです
0628 タイワンヒライソモドキ (1)
その名もタイワンヒライソモドキです
汽水域に生息するカニで、川のない大島では非常に貴重な種類です
海岸線で湧水が海に流れ込んでいる場所で局地的に見ることができます
他の湧水がある所も歩いて調べたのですが、本当に一ヶ所以外その姿を見ませんでした

甲羅は平坦で、四角というよりは丸みを帯びています
甲の側面に剛毛が生えます
前側縁に小さな切れ込みが1つだけあります

雄のハサミにはこんな感じに毛が生えます
0628 タイワンヒライソモドキ (2)

一時期、このカニがいる場所が護岸工事されました
凄く、ヒヤヒヤしていたのですが特に湧水にも影響はなく
今も限られた場所に生息しています

日本のレッドデータいうサイトを見ると
場所によって絶滅危惧種Ⅱ類、または準絶滅危惧種に指定されているようです
ここまで生息場所が限定されているなら、大島の個体群も是非準絶滅危惧種位になってもいいレベルかと思います

こんなに貴重なカニが大島もいると思うと益々大島が好きになりますね~

アカイソガニ

先日にアラサキモガニですが
いつもお世話になっている駒井先生から貴重な論文を頂きました
ありがとうございます
勉強します!!

さて、今日はこのカニです
以前も書いたのですが、しっかりと標本に基づいての同定結果を元に書くのは初めてなので再度書きます
今回も駒井先生に見て頂きました!

0527アカイソガニ (1)
アカイソガニです。

正面から
0527アカイソガニ (2)

甲はまるみが強く、その背面は平滑で全体は赤茶褐色で上部は赤紫色と灰色のまだら模様。
はさみや脚は薄い赤褐色で、大きなオスでははさみが白くなります

このカニ分布域も広く、特に珍しい!!という印象も受けないのですが
とにかく、世の図鑑に載っていません
うちの図鑑でも載っていたのは、1冊だけでした
ネットで検索をかければ、結構な数が出てくるので、やはりかなりの普通種なのでしょう

しかし、大島では限られた場所にしかいません
どのような場所にいるかと言うと
潮間帯上部と呼ばれる潮は引くと、完全に露出してしまうような場所にしかいません
それも、砂浜とかではなく、ある程度の大きさの石が海岸線から陸地まで連続している様な環境にしかいません
以前、レッドデータの調査で研究者の方と磯を回った時に
このカニがいるのは、自然が豊かな印だ
と仰っていました。実に嬉しかったです
環境が限られているという事は、その環境が護岸工事等で壊されたら
あっという間に居なくなってしまうカニです
そういう意味でも、島の人達に存在を知ってもらいたいものです

アラサキモガニ

駒井先生に同定をお願いしていた標本の結果を元に
最近、裏ブログを書いています
暫しサボってしまいましたが。。。

今日の裏ブログもカニ
その名もアラサキモガニ Pugettia vulgaris Ohtsuchi, Kawamura & Takeda,2014 です。
昨年記載されたばかりの新しいカニです

全く情報はないので調べてみると
非常に面白い報告がネットに上がってみました
それは~ってその前にどんなカニか!?というとこんなカニです
0527アラサキモガニ

このカニ相模湾長井(三浦半島)で調査されているのですが
同地にて、優先種2種(1種はヨツハモガニ)になるそうです
という事は、大島でも極々普通種という事になるのでしょう
私が大島で記録している物も春~夏と
水温の一番低い時期から、高水温の時期までは居るので
通年見られるカニだと思っています

先に書いた報告によれば日本産のモガニ類には未記載種を含み7種おり
その中の1種がアラサキモガニだそうです

じゃ~よく似たヨツハモガニって何?っていうと
ヨツハモガニ
こんなカニです

これらの種は、海藻等を体に付着させる「デコレーティング」という行動をとります

主に紅彩類を体につけるようです
アラサキモガニ (1)

では、ヨツハモガニ・アラサキモガニを含む7種との形質的な物わからないのですが
分かりやすいのはこれですかね~
20140829アラサキモガニ (1)

これは付着物が少なく甲羅の形がよく分かります
とりあえず、上位種であるヨツハモガニの形質と比べてみます
①ヨツハモガニ
甲は縦に長い二等辺三角形で、甲面は盛り上がり滑らか

 アラサキモガニ
甲羅の形は変わらないのですが(ちょっと横に広いかな?)
甲面の滑らかさは感じませんね

②ヨツハモガニ
前側縁の前半に板状の張り出しがあり、後方の棘は張り出しが強い

 アラサキモガニ
同じく板状の張り出しは有るように見えますが、こりゃ~ちょっとそこを注目して撮影しなきやですね
そして、前側縁後方の棘にも見た目では違いが見つかりません

③ヨツハモガニ
前側縁と後側縁の堺に1歯ある

アラサキモガニ
これは両種ともありますね~・・・

甲羅の形を見る限りほぼ2種には変化がありません
こりゃ~はさみの形か雄の生殖肢とかですかね~

ちょっと調べてみます
分かったら報告します

マルディビアガニ

今日もゲストのいないIDC
海にも行かず、せっせと店周りに防腐剤塗料を塗っていました
一応、雨の前に目標達成です
疲れた~海行きた~い

そんなストレスを発散させるべく「裏」更新です
今日のネタはこのカニ!
駒井先生に同定して頂いた物の1つです

IMG_8356[1]
名前はマルディビアガニといいます
昨日、モールスガニといい変わった名前のカニだったので
いつ見たいと思っていました

サンゴの穴に体を横にして隠れており
何年も前からその正体を突き止めたかったカニです
今年3月やっとその全身が見られました~

マルディビアガニを検索すると
標本の写真が1枚出てくるだけです
写真や絵が載っている図鑑も手元にはありません
唯一、標本写真が載っている、私の大好きなHPにも
ちゃんと「イシサンゴ類等の穴に生息」とあります
やっぱり、あれがこいつの生活の仕方なんですね~

しかし、分布域とか気になる所ですが、情報がありません
誰かしりませんかね~・・・・

 

モールスガニ

今日はゲストのいないIDCです。
梅雨の晴れ間を使って、デッキの修理や防腐剤を塗ったりとしていました
結局、海に行けない一日でした。。。。

なので~「裏」側をアップ!!
今日のネタも駒井先生に同定して頂いたカニです
それはこれ~~

モールスガニ (1)
以前、発見その時は、メクラガニの仲間と言われたカニです

正面はこんな感じ
モールスガニ (2)
案外、可愛いかも~~♪

さて、さて正体は?というとモールスガニでした~~
これが、あのモールスガニか~~と感動しました!

このカニを検索すると生態写真は1枚だけヒットします
でも、フィールドでダイバーによる水中写真ではありません。
世の生態図鑑でも見たことないのです。

初めてこのカニの存在を知ったのは「相模湾産蟹類」です
この一風変わった名前に惹かれいつか見たいと思っていました

このカニ「メルトガニ」と良く似ていると図鑑に書いてあります
このメルトガニ自体が「何者!??」って感じです。
気になる眼はやはり窪みに固着しており、角膜部の色素は小点となって残っているそうです
そりゃ~撮影時にいくら探しても分からないはずですね~・・・

図鑑によると35m・65mで採取されています
う~ん、普通にいるんだな~

まだまだ、知らない未知のカニばかりです
次はメルトガニが見たいな~♪

アルバトロスガザミ

今日はゲストのいないIDC
なので、一日事務仕事でした~

それも疲れてきたので、裏ブログアップ!!
今日のネタもカニです
駒井先生に同定して頂いた結果を元に書かせて頂いております。

それはこいつ!
アルバトロスガザミ (4)
このカニ以前地元ダイバーの方から質問されて答えられなかったカニです
当時、非常に数が多く、駒井先生に調べてもらいました
その答えは~~って既にタイトルになっていますが
アルバトロスガザミでした
・・・・・・なんじゃそのカニ!!
全く無知ですみません。。。。全然知らない名前でした
学名はCycloachelous suborbicularis (Stephenson, 1975)
いつのまにサメハダヒメガザミ亜属(Cycloachelous)は属になっていたんでしょう?
それすら知りませんでした

今回の同定結果でも楽しい結果ばかりです。
まだまだカニが続きそうです。

 

ルリモンガニじゃなかった!

今日は、体験ダイビングのみでした~
なので、裏ブログを更新します

カニを1からまとめ直そうとやり始めたのですが
同定を依頼していたカニ達の結果が一気に戻ってきました
なので、まとめながら、特筆する所は個別で書いていきます
同定はいつもお世話になっている駒井先生にお願いしております
お忙しい中、本当に感謝です

以前、こんなカニを表のブログで紹介しました
IMG_8595[1]

当初、この模様からルリモンガニ出た~と大騒ぎしたカニです
しかし、「原色日本大型甲殻類図鑑Ⅱ」に出ているルリモンガニの標本写真と
明らかに甲羅に入る円紋の大きさが違い
どうも納得いってませんでした~

さて、さてこのカニの正体は?というと
学名をXanthias joanneae Mendoza & Ng, 2013
という和名のないカニでした
このカニ記載されたのは2013年ととても新しいカニです
ルリモンガニと非常に似ており、過去に混同されていた可能性も非常に高い気がします。

このカニなんと、フィリピンからの報告でした
論文中にある分布域をみると、全てフィリピンです
という事は、標本に基づく正式な記録は初!??かもしれません

あっ調べてないんで、もしかしたらの話ですよ

ネットで「ルリモンガニ」を検索すると
殆どがこいつと思われる模様を持ったカニが出てきます
石垣島の写真が多いのですが、ま~これはこれでちゃんと調べないと
X. joanneae と同種とも言い切れません

さて、じゃ~ルリモンガニってどこに居るの?って事なんですが
こりゃ~詳しく先生に聞かないとだめですね。。。

ルリモンガニって一体何者??

 

エダトゲミズヒキガニモドキ

駒井先生に以前同定して頂いた、ミズヒキガニ科のカニを1種ご紹介~
それはこいつ!!
IMG_5234

撮影は2013年の1月です
正面からしか撮ってないこの写真・・・
これじゃ、甲羅の形が分からない!!

なんて~勿論撮影してます!
エダトゲミズヒキガニモドキ

 

トゲミズヒガニとエダミズヒキガニという種類もいます
そして、エダトゲミズヒキガニという奴も・・・
図鑑を見るとどれも大島に生息していてよさそうです

う~ん、やっぱり甲羅の形をしっかり覚えて行くしかないな~。。。

今後の課題ですね~

他にミズヒキガニ科と言えばTHEミズヒキガニ位しか見たことありません・・・
サナダミズヒキガニ見たいな~

 

フクイカムリ

昨年の9月以来更新していませんでした・・・
ヤドカリ図鑑が忙しく「裏ブログ」まで手が回りませんでした~

やっと更新する余裕が出来ました~
さて、ヤドカリも図鑑発売で一区切り
次のステップに向けて0からのスタートです

趣味でやっていたカニの方にも重きをおいて行こうと思います
というわけで、裏はカニ特集にします!
勿論、駒井先生に同定をお願いしております
いつもありがとうございます!

第1弾はこのカニ!
フクイカムリ (2)

フクイカムリというカイカムリです
良く使っていた名前ですが、改めて認識するのは初めてでした

以前、イソカイカムリというカニを紹介した時に
こんな文章を書きました↓

「相模湾産蟹類」フクイカムリに良く似ているとあります。
じゃ~どこが違うの?というと、どうやらはさみ脚に違いがあるようです。
フクイカムリには、はさみ脚に不規則な顆粒や隆起があるのですが
このイソカイカムリのはさみ&歩脚は平滑に近いそうです。
この写真だとはさみ脚が見えていますが、確かに顆粒の様な物はみえません。

確かにハサミを見ると顆粒が見えます
そうゴツゴツ見えるんです

因みにイソカイカムリはこれ!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
めちゃめちゃ似てる・・・
色は全くあてにならないし~~
水中で区別つくのかな??

シンオウギガニ属の1種 Euxanthus herdmani

今日も海が荒れてしまいました。。。
という訳で結局事務仕事をやっつける事に
あ~海行きたいな~!!

少しでも海に関する事に接しようと、今日も「裏ブログ」をアップです
さて、今日のネタはカニ
シンオウギガニ属の1種です。
今回も勿論駒井先生に同定して頂いました
いつもありがとうございます!

どんなカニかって~これです。
Euxanthus herdmani
このカニと外見的な特徴を見つけようとネットで検索すると
奄美大島で採集されたという論文を発見しました

しかし、特に甲羅の形もこれだ!!と水中で判別出来そうな特徴がありません。
確かに、前側縁の歯の形状と各域の膨らみ方がオウギガニとは、ちょっと違う気もしますが
今、こうして写真をまじまじ見るから、そういう感じに見えるだけって気もします

水中で判別出来なきゃ意味がない!!と思っているので、この写真を食い入るように眺めて覚えます

正面から見るとこんな感じ~
Euxanthus herdmani (2)
いやっなんとも可愛いですね~