トゲイソクズガニ
2012年12月15日
さて、昨日に続いての第2弾です。
駒井先生に同定して頂いたカニを載せていきます
カニ類を調べていると、どうしてもこの手のモジャモジャ系にあたります
クモガニの仲間に多く見られるのですが、体に海藻等を付けている種類です。
オウギガニ等に比べ甲羅の形が分り辛く、正直水中で見分けるのは困難な気がします。
しかし、カニを調べて行く上で避けては通れない道です。
今回のカニはこれ~~
トゲイソクズガニです。
その名の通り、良く見ると甲羅の横に棘が見えます。
発見したのは水深3m。調べてみると潮間帯から見られるようです。
写真で見ると本当に棘が目立って見えますね~
これが、水中で分るか?が問題ですね・・・
真上から撮ると、どうしても脚にピントが合わなくなります。
勿論、それでも真上から撮影するのですが、この手のモジャモジャカニは横から撮影もしておきます。
眼とはさみ脚が分ると、カニっぽく見える様になるからです。
これも、トゲイソクズガニかと思ったのですが、何だか違う気がしてきました・・・
本当に、クモガニの仲間は奥が深いですね~
次はオウギガニ系をご紹介~~お楽しみに~
Posted: 12月 15th, 2012 under カニ.