シワオウギダマシ
2012年12月17日
駒井先生に同定して頂いたカニを日々書いている、カニシリーズ
今日お届けするのは、このカニ~
シワオウギダマシです。
「海の甲殻類」にはヒメシワオウギダマシが載っています。
なので、「シワオウギダマシ」で検索をかけると「ヒメシワオウギダマシ」は沢山出て来ます。
そんなの聞いてな~い!!
結局、分り易い写真には当たりませんでした。
どんなカニか~というとこんな奴です。
手持ちの図鑑で載っていたのでは、「相模湾産蟹類」でした。
それに特徴が書いてありました。
読んでみるとやはり難しい。
意味は分るんですが、水中でこれが見分けられるのか?
何処が見分けられ易いのか?となると難しいです。
「相模湾産蟹類」を見ながら、何とかここなら~という場所を見つけてみました。
まずは、ここ
赤丸で囲んだ場所です。
この角度でカニを良く見るので、まずここで見分けたいのです。
前側縁の内側に不規則な凸凹があります。
そして、ここ
ちょっと分り辛いかもしれませんが、赤丸で囲まれたはさみ脚に凸凹しているのが分りますか?
図鑑では、「はさみ脚掌部上面に多くの小凹面が有し粗面を呈している」とあります。
つまりこのボコボコの事でしょう。
これなら分るかも知れません。
しかし、これを水中で・・・・ですか~
難しい~~でも、面白いぜ!!カニ!!
次は私の大好きなカイカムリの仲間をご紹介~~♪
Posted: 12月 17th, 2012 under カニ.