オザキヒシガニ
2012年1月23日
さて、駒井先生の同定を元に一般的な図鑑に載っていない甲殻類を紹介していくコーナー
(いつからコーナー化??)
第二弾です。
今回はこのカニ!!
可愛いでしょ〜〜
名前はオザキヒシガニと言います。
やっと名前が分かった〜って感じです。
これもオザキヒシガニです。
体に石灰藻が付いている個体です。
殆ど表に出てくる事は無く、石を捲って出会う事が殆どです。
生体写真は、ネットで調べても1枚伊豆半島で撮られた物が出てくるだけです。
と言っても記載されたのは1930年と古いのです。
名前に人名が付くので、一体誰だろう?と調べると
みなべ町生まれで、海洋生物学の発展に大きく寄与した郷土生物研究家 尾崎光之助さんのお名前が出てきました。
尾崎さんと言えばミナベトサカの学名になっている有名な方です。
その方がカニもやっていたなんて!!凄〜い
続きを調べると「カニもやっていた」なんてレベルじゃありませんでした・・・
「終生で記録したカニは、当時の700種中の半数以上」
と書いてあるじゃないですか!!すっ凄げ〜〜
これは、あまりにも無知でした・・・
尾崎光之助さんを目指して頑張ります!!
Posted: 1月 23rd, 2012 under カニ, ヤドカリ.