初めてみました〜これもガーディング。
2011年7月5日
先日、ゲストを潜っているとイボアシヤドカリを発見しました。
イボアシヤドカリは極々普通のヤドカリで
砂地に行けばいっぱい見られます。
ヤドカリの生態行動に「産卵前ガーディング」という行動が見られます。
雄が産卵の為に雌をキープするというものです。
この行動が良く見られるのは、ホンヤドカリ科のヤドカリで
イボアシヤドカリが属するヤドカリ科では、中々見られません。。。
しかし、今回初めて見る事が出来ました。
大小大きさの違う2個体が、一緒に寄り添っている姿に違和感を感じ
大きな個体の方を引っ張ってみました。
そうしたら〜〜
おおっ ちゃんと掴んでる!!
これは、正にガーディングです。
ちゃんと掴むんですね〜
次のダイビングでもう一度見に行くと、イボアシは居るのですが
1匹しか目に入りません。
可笑しいな〜良く見ると、何か石の様な物に乗っています。
付着物が多く初め気が付かなかったのですが、これ貝でした。
という事は〜〜 引っ張り出してみると案の定雌でした。
雌の上に乗っかっていたんですね〜
ライトにビックリして雌が動き出したのですが、面白い事に雄を乗せたまま移動し始めました。
このままの格好でずっと歩いて行きます。
おんぶヤドカリとでも言いましょうか?実に面白い姿でした。
こんなガーディングの仕方のあるんですね〜〜
多分、ホンヤドカリ科のクロシマホンヤドカリやホンヤドカリのガーディング期間が長いだけで
どの種類もやっているんでしょう。
タイミングが合わないと見られないんでしょう
実にラッキーでした〜〜
益々、もっと他の種類が見たくなりました。
Posted: 7月 5th, 2011 under ヤドカリ.