ウミウシ、奥が深い・・・
2010年2月14日
先日まで、ウミウシ好き、ウミウシオンリーのゲストが来ていました。
ウミウシを始めた私としては、いい勉強の場です。
しかし、あれだけ多くの図鑑が出ていながら、本当の不明種が多い種類ですね〜
そして、奥が深い・・・
先日、ケイカイの入った時の事です。
ドングリガヤにマツカサウミウシ系が付いています。
これは、何年も前から付いていて
昔、一時期ウミウシを勉強した頃(実は一回勉強した事があるのです・・・)には
バライロマツカサウミウシって呼ばれていました。
しかし、その後「本州のウミウシ」↓
が出ると、大島で撮影された写真は「マツカサウミウシ属の1種1」と載りました。
「バライロマツカサウミウシ」との差は図鑑によると
「触角鞘縁の前端が2本の伸長する」のが、マツカサウミウシ属の1種1
「触角鞘縁の前端が波状」のが、バライロマツカサウミウシ
とありました。
つまり↓
「バライロマツカサウミウシ」の全体
そしてその触角
矢印の部分が波状になっているのがお分かりでしょうか?
「マツカサウミウシ属の1種」の全体
その触角
矢印の部分が2箇所、伸びているのが分かりますか?
この2種、同じ場所に付いていました。
う〜〜ん これで別種になるのか・・・
毎回、写真を撮影して拡大しないとなんだか分からないというのは困りもんですね。
ついつい同じ種類じゃないの〜って思ってしまいます。
皆さんどう思いますか〜〜??
Posted: 2月 14th, 2010 under 未分類.