伊豆大島ダイビングセンター

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Archive for 'その他'

これゴマウロコムシだって~

皆さん、ウロコムシという生き物をご存知でしょうか?
属に多毛類と呼ばれるグループに入る生き物です。
多毛類とは環形動物門・多毛類綱に属す生き物の総称です。
環形動物と何?と言うとミミズやゴカイ・ヒルなんかが有名です。
陸上ばかりでなく、水中にも勿論多くの種類が生息しています。

石を捲ったりすると、モゾモゾと出てきて「気持ち悪!!」って思った経験は御座いませんか?
なんと、そんな奴らもちゃんと分類が進められ、名前が与えられている奴がいるんです。
大島でよく見るウロコムシの仲間は数多くいます。
そんな中でも、浅場の転石下によく居るのがこいつ!!

詳しい方にお聞きした所「ゴマウロコムシ Harmothoe dictyohora 」ではないか?という話でした。
特徴は、背鱗は15対で卵形、後半部の表面は六角形に仕切られたモザイク模様になり、
各小区に1本のキチン質の大突起があるそうです。

これは、写真から判別が難しいので実際に見て確認しなくては!!
しかし、こんな生き物にまで名前があるとは・・・
まっ当たり前を言えば当たり前かもしれませんが、驚きです。

石の下には、まだまだ気になる生き物達が多く見られます。
今後もドンドン調べて行きますよ~

安良里

先日の大瀬崎に引き続き、今日は2日目に行った安良里の画像を一気に公開します。
まず、安良里は15年振りでした。
当時はスロープなんて無かったはず・・・
やはりダイバーに人気のあるポイントですね。整備がちゃんとされています。
そんな海の中は〜〜
まずは、この魚に感動!!
20110616matanago
マタナゴです。
大島では殆ど出現しない魚です。
しかもサイズがデカイ!! 大島に来る前は良く見ていた気がしたのですが・・・
でも、当時は全部まとめてタナゴでしたが。
砂地とゴロタとの際には、やはり腔腸動物が多く付いています。
20110616ayame
そんな一つに付いていたアヤメケボリ。
こんなのが、あっちこっちに、しかも色々な種類が見られるんですから驚きです。
砂地では、メインはネジリンボウとタツノイトコって感じです。
しかし、この海はそんなアイドルだけを楽しんではいけないという「変態」のオーラを感じました。
そこで、砂を掘って見ると・・・
20110616yuminari
いきなりユミナリヤドカリ出現。
しかも次々に出てくるのです。大島ならこんなに数はいません。
砂地を掘って出てくるヤドカリと言えばこれもいました。
20110616madarahime
マダラヒメヤドカリです。
これが居るならもしかして〜と続けて掘り進むと
おおっ 凄いヤドカリが!!
20110616honyadosp
大島では過去に1度だけ見た事あり、屋久島や先日富戸でも発見されたヤドカリです。
今の所、ホンヤドカリ科の1種としか分かりません。
まさか、こいつが出てくるとは・・・ 正直驚きました。
出てくるのはヤドカリだけじゃありません。
こんなウミウシも出てきました。
20110616kanoko
カノコキセワタも複数個体が出てきました〜
そして、こんな奴も・・・・
20110616meganekao
砂を掃っていると、モゾモゾ〜〜と動き出しました。
そして〜〜ド〜ン!!
20110616m3gane
メガネウオです。
大島じゃ全然見つけられないのに・・・
こんな感じでかなり面白い海でした。
安良里を100倍楽しむ方法!!「砂を掘るべし」
是非、お試しあれ〜〜

大瀬で撮った写真

やっと時間がとれました。
これから、先日行った伊豆ツアーの画像を上げていこうと思います。
画像と言ってもゲストがいるのでジックリ撮影したなんていう写真は1枚もありません。。。
コンデジで踊りながら適当に撮影した写真ばかりです。
前回のテキストだけのログと合わせて、イメージして頂けたら嬉しいです。
1本目外海に入った時の画像を2枚
まずは、イロカエルアンコウ〜
20110614iro
大島に今居るのはみんな大きくなってしまいました・・・
やっぱりこれ位が可愛いサイズですね。
次はこれ
20110614sakura
そうです。只のサクラダイです・・・
大島では、水深50m位まで行かないと見られないサクラダイ
20m台で見られるとは・・・ 伊豆なら当たり前と言えども、その差にいつも驚きます。
そして、ここから湾内の画像
まずは、ゲストからリクエストを受けたこの魚。
20110614mijin1
かっ可愛い・・・ 大島では10年に一回しか出ないミジンベニハゼ
こんな顔のアップまで撮影させてくれるなんて・・・
20110614mijin2
勿論全身も撮影してきました。
カンから出てきて横を向いてくれる個体を選んでみました。
いや〜個体数が居るから出来る事ですね。
ZEX寸前にはこんなウミウシも
20110614foreri
久し振りにみました。フレリトゲアメフラシ
過去に島の南部にある「波浮港」で大量発生した事があるのですが
それ以来でした。
しかし、岩の上に乗っているのにビックリ。これって砂泥底のウミウシなのでは・・・?
写真もこれだけしか撮影していないのですが、こんな感じ勘弁して下さい。
次回は、安良里編。
近日中にアップします。

伊豆ツアー無事終了

今日は最終日。
狙いの魚を目指して井田に行って来ました
前回、井田に来たのは二年前
忘れもしません。
その年、初めて東京で雪が降ったという日でした。
寒かった位しか印象が無かったんです
しかし、今年は天気も良く最高です
しかも、憧れの魚が居るというでは無いですか!
テンション上がりまくりで潜って来ました
1本目 エントリーするといきなりある魚を発見
それは、クラカケトラギスです
伊豆ダイバーの皆さんには普通ですが、大島には中々出ません
実は、この魚はゲストがずっとリクエストしていた魚でした。
いや〜リクエストにお答え出来て嬉しかったです。
その後は、今日のメインの魚を探しに行きました。
私の見たい魚ランキングで上位に位置する魚。
テングノオトシゴです。
その昔、図鑑で見て以来 いつか見れたらいいな〜と思っていました
砂地をジリジリ探しながら進むと〜
居ました〜 正に昔図鑑で見たのと同じ生き物です
実物は、思っていたよりも体が白く、何とも可愛い魚でした。
図鑑で学び、実物を見て、また図鑑で確認する。
これが溜まりません!
人生で初めて見る生き物に出会う事ほど嬉しい物は無いです
その後は、ヒフキヨウジやアオリイカの産卵なんかを見てエキジットしました。
2本目は、ゴロタを横に流しました
やっぱりここはバニーちゃんが多い
ベニキヌにアヤメ・トガリアヤメ・ホリ・シュスまでが密集するように付いています
大島ならとても1ダイブじゃ見れない量です
流石 西伊豆バニー天国です。
今回ツアーに参加して頂いたSさん・Kさん・Sさん・Mさんに感謝です
そして、今年もお付き合いして頂いた「マリンステエション マーボウミウ」 の高橋さんに感謝感謝です
皆さんのお陰で楽しいツアーになりました。
ツアー中に撮影した画像は後日アップします。
今回でグローバルスタッフとしてのツアー開催は最後になります
合計三回のツアーに出させて頂きました。
皆さんのお陰でどれも思い出深い物になりました
また、機会を頂けるなら開催したいですね。
今後とも宜しくお願いします。

ツアー2日目

今日もお天気に恵まれました
中日の今日は時間があるので安良里に行って来ました
15年振りの黄金崎
立派な建物が建っていてビックリしました
ここの砂地はやっぱり凄い
ユミナリヤドカリはいっぱい居るし
大島で一度しか見てないホンヤドカリ科の一種も見られました
メガネウオも発見出来て大満足です
ここの砂地はナイトで攻めたいですね
個人的には、久々のウミタナゴを見てテンションが上がったのでした
あっ 今はマタナゴでしたね
明日はテングノオトシゴを見に井田に行きます
テングノオトシゴ見たこと無いんですよ〜
まだ居るといいな〜

ツアー初日

今日は三回目となる伊豆ツアー初日でした
初日の今日は、大瀬崎で2ダイブ
1本目は外海に入って来ました
狙いはマンボウ!
しかし、不発に終わりました…
小物はイロやオオモンカエルアンコウが見られました
やっぱり大瀬崎、バニーの数が多い
キンスジにホリ そしてアヤメなんかが普通に居ました
2本目は、湾内
狙いはミジンベニハゼ
実は大島では10年に一回位しか出ません
そんなミジンベニハゼがいっぱい!
ビンに入ってる個体は卵を守る姿が丸見えでした〜
久々に大島には居ない クロダイやキンチャクダイ成魚なんかが見れて、テンション上げてしまいました
明日は安良里に行きます
どんな出会いが待ってるやら
今から楽しみです

久々の海。

大震災から約22日振りに潜ってきました。
最後に潜ったのは、まさに地震があった日の午前中でした。
明日も明後日も同じ様に潜る日々が続くと疑わなかった日です。
未だに、被災された皆様の事を思うと心が痛みます
原発も非常に心配な状態が続く中、21日間も海に潜らず
気分が暗くなったり、明るくなったりと今から思えば少し躁鬱状態だった気がします。。。
4月より店も営業を再開し、今日早速潜ってきました。
久々に潜る海は・・・・濁ってる!!
海の季節は、すっかり春なんですね〜〜
最後にガイドで潜ったのを思い出し、右に行ってみました。
そう言えばこの辺にシマヒメヤマノミが居たんだよな〜なんて思い出すと
「!!?? まだ居るじゃん」
20110402simahime
少し場所は動いていましたが、変わらず同じ個体に会えて嬉しい瞬間でした(涙)
そのまま深場へは行かずに浅場を流しました。
20日も潜ってないと目が鈍るんだろうな〜なって思っていたのですが
こんな小さなウミウシも目に入ってきました
20110402inaba
うん!!まだまだ大丈夫だ!!俺。
そのまま左の砂地を流すとセミホウボウを発見。
いや〜 色々探しもしないのに出てきます。
そして〜〜 まだこいつも同じ場所にいました!!
20110402iro
しかも、サイズも場所も全然変化なし!!
変わらないって程嬉しい事はありません。
結局60分程潜ってEXしました。
久し振りのダイビングはやっぱり最高でした!!
今回の津波の様に激しくなる事もあるのでしょうが、改めて海の素晴らしさを知った気がします。
何だかんだ言ってもやはり海に潜る事が好きな私
これからもじょじょにですが、潜り続けて行きます。
情報も出して行くつもりです。
さて、色んな意味で再スタート。
皆で頑張りましょう!!

2010年皆さん、有り難う御座いました。

2010年も後僅かです。
このブログをご覧になって頂いた皆様、コメントを入れて頂いた皆様
そして、大島に遊びに来て頂いた皆様、本当に一年間有り難う御座いました。
31日もバッチリ潜り納めてきました。
あまり図鑑等で紹介されない、マイナーな生き物達が多く登場した、このブログですが
今日は珍しく、潜り納めダイビングのログを書いてみようと思います。
時間的にはちょっと遅めの15時過ぎからのダイビングでした。
まずは、アジアコショウダイを発見。
水温のせいか、いまいち腰のフリが弱い気が・・・頑張れ〜
その後、黄色のクマドリカエルアンコウや汚い(藻をいっぱい体に生やした)イロカエルアンコウを見てきました。
リクエストのカゲロウカクレエビ・イソコンペイトウガニを見て
個人的に狙った生き物に・・・それは〜
20101231osyarekakureebi
オシャレカクレエビ。
そうです只のオシャレカクレエビです。
普通に居るのに何故か写真を持っていなかったんです・・・
しかも、ちょっとブレ気味・・・撮りなおしですね。。。
何故エビの写真を撮影しているかというと〜〜
それは、来年のお楽しみと言う事で!!
こんな感じで、楽しく2010年のダイビングも終了しました。
さて、来年はどんな海が待っているでしょう!??
一人でも多くの皆さんと感動を共有したいです。
2011年も宜しく御願いします。

派手なウミケムシ

先週の事です。
ガイド中にゲストが、何やら掌に乗せて持ってきてくれました。
それは、これ!!
100919hanaoreumikemusi
私もついつい受け取ってしまいそうになりました。
しかし、明らかに怪しい風貌・・・
思いっきり毒を持っていそうな雰囲気・・・
「これは触っちゃ駄目だ」センサーが働き、差し棒で水底に落とし撮影しました。
詳しい方に調べてもらったら、やはり危険な生き物
その名は「ハナオレウミケムシ」という奴だそうです。
その方のお話では、「刺激すると、体の両側の剛毛の束が放射状に開き、体は剛毛に覆われる。剛毛は中空で、中に毒液が入っていて、刺されると痛む。」
ううう・・・やばかった・・・
持って来たゲストの方は、グローブをされていたので平気だったようです。
受け取らなくて良かった〜
でも、1つ発見。ウミケムシの毒針はグローブを貫けないって事です。
まっ このハナオレは、剛毛の数も少ないからかも知れませんが
とにかく良い子は決して素手も持っちゃ駄目ですよ〜
(グローブも止めた方が良いかも・・・)
しかし、ウミケムシにも種類があるんですね〜(当たり前か・・・)
これは、目にしたら撮影しておこうっと♪

色々な訂正と結果報告

最近、色々と新しい生き物に出会う機会が多いです。
やはり、シーズンなんですね〜
いくつかは、このブログで紹介しうておりますが
間違えて報告している物があったり、正体が判明したりと新たな展開があったので
ここで報告しましょう!
まずは、これ。
20100620umikuwagata
ウミクワガタの仲間です。
詳しい方に調べてもらったら学名が判明しました。
このウミクワガタは、「Gnathia trimaculata」という学名で、和名はまだありません。
去年新種としてオーストラリアのグレートバリアリーフから記載され、
琉球列島からも発見されているそうです。
との事でした〜
次に、間違いの訂正を2つ
まずは〜〜〜
20100723tosakebori
トサケボリだ〜と思っていたのですが、
詳しい方に見てもらったら「アヤメケボリ」でした・・・
言われて見れば側面の角ばり方が強いですね。
しかし、外套膜のバリエーションが多くて困ります。
最後にこいつ〜
20100718takara
ナイトで壁を這っていた貝です。
その時は、タカラガイの仲間だと思ったのですが
ムギツブダカラでした!!
ムギツブは「日本近海産貝類図鑑」では、ウミウサギガイ科に分類されているのですが
新しいウミウサギガイの図鑑では、マツワリダカラガイ科になっています。
これは、新しい方に従うべきですね。
という訳で、最近の再報告でした〜〜〜