伊豆大島ダイビングセンター

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Archive for 'カニ'

ウデワオウギガニ

さて、連日真面目にアップしている「裏」ブログ
今日のネタもカニです。
本当、最近カニブログだな~・・・

同じく、前回駒井先生に同定して頂いたものです。
その名はウデワオウギガニ
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なんだかモジャモジャでいまいち甲羅の形も分りません。
「相模湾産蟹類」を見ると
「前側縁に5歯あり、それぞれが斜前方へ尖っている」とあります。
良く見ると確かに尖っている棘が見えます。
でも数までは中々・・・・
って、斜前方に尖る5歯なんて結構多くのカニにあるし。。。

「甲域に小顆粒がまばらに生じる」ともあるのですが、これも良く分らない・・・

ならば、前から
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「はさみ脚はやや大型の尖った顆粒が列をなす」と有ります。
ま~よく見れば左のはさみに少し見て取れます。

そして、「ウデワ」の由来にもなっている
「不動指の黒色は掌部に侵入し、掌部のほぼ真中で黒い輪となって節を取り巻いている」
とあります。
これが見えれば一番分り易いな~と思いつつも
・・・・やっぱり見えない!

自分がリスペクトする、ス~パ~甲殻類ブログ「ハッピーこうかくるい」を見ると
同じく、「ウデワ」が良く分らない「ウデワオウギガニ」が載っています。

う~ん、小さいと目立たない特徴なんだろうか!??
写真の個体を発見したのは、水深8m。
今度は、せめて甲幅が2㎝以上の個体を探そうっと!

ミゾヒメオウギガニ

何だか今月はいっぱい「裏」を更新してる~
って、まだ3回目ですが・・・

そろそろ、以前駒井先生に同定して頂いた分をまとめておかないと申し訳ないので頑張っています。

さて、今日はこれ!
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なんとも美しいカニではないですか~!!
結構小さめのカニでした。
駒井先生に同定して頂いた答えは、ミゾヒメオウギガニ
と言っても、まだ幼体の為正確には「ミゾヒメオウギガニの可能性が高い」というレベルです。
でも、駒井先生がそう仰るなら、可能性の高さはかなりな物だと思っています。
なので、私の中ではこれがミゾヒメオウギガニって事にしておきます。

このミゾヒメオウギガニ、ネットで検索しても写真が出て来ません。
久米島版 エビカニガイドブックの「ミゾヒメオウギガニ属の1種」と言うのが載っているので
こっちの「属の1種」は色々と写真が出て来ます。

う~ん、これまた何を持ってしてミゾヒメオウギガニなのか?が分らない!!
カニ難し過ぎる・・・・

ハリダシオウギガニモドキ

これも、駒井先生に同定してもらったカニの1つです。
その名も、ハリダシオウギガニモドキ
まずは、写真を~
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ま~なんとも素敵なカニじゃないですか~!!!!

正面はこんな感じ
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う~ん、こっちも格好良い!!
なんとも特徴的な甲羅の形ですね~
とにかく、前側縁にある3つの棘がとても目立ちます。

「モドキ」と付くのだから「ハリダシオウギガニ」も勿論いるんだろう!
と調べると~なんとこっちは、深い所に生息しているカニらしいです。
しかし、どの辺が「モドキ」なんだか良く分らない・・・
どこの部分がどうなってるから、ハリダシオウギガニモドキなんだよ~って言うのが分らん!!
自分でどうにか調べる方法はなんだろうか??
今後の課題だな~~・・・・

ハイガザミ属の1種

久しぶりに裏ブログの更新です。
今日は海無しの陸仕事・・・こりゃ~裏でも書いてストレス発散だ~

前回、千葉中央博物館の駒井先生に同定してもらった甲殻類を全て書いていなかったので
今日は、また1つ進めてみようと思います。

いい加減で大雑把な私ですが、変な所だけ完璧主義で
決して、脚の欠損している甲殻類には手を出さない事にしています。
ま~まだ歩脚が無いくらいならまだしも、はさみ脚が無いなんて言語道断です。
しかし、このカニを見た時には、そんなこだわりを捨ててしまいまいした。
まずは、画像を
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ね~~普通じゃないでしょ!!
石を捲ったら出て来たんです。

正面はこんな感じ!
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益々、やば~~い!!

何故、こういう奴に限って両方はさみが無いんだ~~!!
駒井先生に見て頂いた所
Catoptrus rathbunae に一番良く一致するが、頭胸甲前側縁の歯の配列と形状に違いが見られます」
との事でした。
このCatoptrus rathbunae というカニ、ネット詮索かけても全然画像に当たりません。
まっカニではいつもの事ですが・・・

とにかく、現状一致するカニはいないという事でしょう!
新種か!?これも??
本当、はさみ脚が無いのが残念です。

いつか完品に出会いたいです!!

さ~これから裏もじょじょにアップして行きます。
書きたい事がいっぱいあるんだ~~!!

マルミトゲカイカムリ

おお~~っ!! 年が明けて全然アップしていない事に気が付きました~
月に10回アップが目標なのに~

今回は、カイカムリの仲間
マルミトゲカイカムリです。
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発見した時は、てっきりケブカガニの仲間かと思っていました。
でも良く見ると歩脚の数が違いました。。。

今回も駒井先生に見て頂いたのですが
駒井先生から名前を教えてもらっても、「そんなカイカムリ撮ったけ~?」って感じでした・・・
いや~お恥ずかし。
発見時から、この写真の様に何も被っていませんでした。
調べてみると、他にも「何も被らない」という様な事を記事にされているブログがありました。
う~ん、被ったり被らなかったり・・・・・って感じなんでしょうか?
でも、石の下から見つけたからな~・・・
何も被らないカイカムリ・・・・丸いのかトゲトゲなのか良く分らない名前のこの子には丁度いいかも(笑)

イソカイカムリ

連休中ですが、裏側のアップです。
今日は、カイカムリの仲間。その名はイソカイカムリです。
駒井先生に同定して頂き、種名が判明しました~
ありがとうございます!!

どんな奴かというとこんな奴です。
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このカニは、検索をかけると異様にネット上に出て来ます。
そういうのを見ると本当皆さん凄いな~と思います。
私は、この種の生態写真が載っている図鑑を持っていません。
唯一、「相模湾産蟹類」に載っていました。
皆さん、なんて図鑑持ってるんだろう??

「相模湾産蟹類」フクイカムリに良く似ているとあります。
じゃ~どこが違うの?というと、どうやらはさみ脚に違いがあるようです。
フクイカムリには、はさみ脚に不規則な顆粒や隆起があるのですが
このイソカイカムリのはさみ&歩脚は平滑に近いそうです。
この写真だとはさみ脚が見えていますが、確かに顆粒の様な物はみえません。

大島ではこの1個体しか、ちゃんとイソカイカムリだと同定された物がありませんが
日本に広く分布している普通の種類の様です。
これも、次水中でしっかり見て違いが分るか試したいですね~
探してると見ないんですよね~・・・・

次回もカイカムリの仲間をご紹介しておきま~す。

ユビワアケウス再び

今日は、以前もこの裏ブログで紹介したユビワアケウスです。
昨年撮影した個体からごらん下さい。
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こんな感じのモジャモジャのカニです。

そして、これも以前不明のまま紹介しました個体です。
ユビワアケウス (2)
これもユビワケウスだと駒井先生に教えて頂きました。

上の写真は、水深8m程の壁
下の写真は30m近い場所の砂地にいました。
う~ん、水深はともかく下の個体は移動中だったんでしょうか?
まっ、見つけた環境が違うので別種かも?と思ったのですが同じ種類でした。

こりゃ~何か特徴はないものか?と思って色々調べてみました。
「ハッピーこうかくるい」さんのブログに「はさみの模様が特徴になるかも」という内容の文章を発見。
ユビワアケウス2
この赤丸で囲んで部分です。
拡大すると~
ユビワアケウス
こんな感じで縞模様が入ります。

そう思って見ると上の個体にも縞が見えるような気が・・・・
もしかして、これが和名の「ユビワ」の由来なんでしょうか??
だとしたら、素敵だ~
種類の特徴が良く分かる和名大好きです!!
しかし、毎回書きますがこれを水中で見分けられるのか・・・
って無理だな。。。

次回は、またカイカムリの仲間です!!

コモンイソカイカムリ

さ~今日もカイカムリの仲間です。
駒井先生に同定して頂いた種類です

早速写真をどうぞ~
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名前は、コモンイソカイカムリという種類です。
なんと2011年に記載されたばかりの種類です。
タイプ産地は小笠原というからビックリ!!
他にどこかで発見されているんでしょうか?

調べてみると、「学名・和名の由来は甲面に赤い小さな斑紋をもつためである」と書いてあるページを発見。
いや~甲面じゃ~見えない・・・
やっぱり、カイカムリ類の同定も甲羅を真上から撮影した写真が必要なんだな~と思いました。
今後の反省にします。

う~どんな赤点なのか気になる~~
見たい!!次回出会えるのが楽しみです。

次回は、以前も登場させたアケウスの仲間をもう一回ネタにしま~す。

ツノカイカムリ

今日は、私の大好きなカイカムリの仲間です。
以前、この裏ブログで大島で今まで撮影したカイカムリの仲間をまとめて書いた事があります。
その中で、一部不明になっていたカニの内の1種目です。

名前はツノカイカムリ。
実はこれは以前、駒井先生の同定して頂いた中に入っていました。
今回も駒井先生に見て頂いております
まずは、今回の写真です。
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カイカムリなのに、カイメン背負ってません。
これ初めから背負ってませんでした。。。
そんな事もあるんですね~

名前の由来でもある「ツノ」どこが「ツノ」なのか調べてみたら
私が大ファンのブログ「ハッピーこうかくるい」さんの所に詳しく書いてありました。
写真で見て頂いた方が分り易いので、まずは真上からの写真をご覧ください。
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どうやらこの赤丸で囲んで部分。
つまり額の左右の突起が、まるで角の様に突出しているのが特徴だそうです。
こりゃ~難しい! 水中で分るかな~・・・・

この個体は、こんなに地味な色をしていますが
昨年4月の撮影した個体は、こんな色でした。

ツノカイカムリ (1)
う~ん、正面から見ると全然分らない・・・・
やっぱり、カイメン被っている方が可愛いですね~
「ハッピーこうかくるい」さんを見ると触角が長いのも特徴の様です。
本当勉強になります。

水中でカイカムリ類が区別出来るガイドになりたいな~

明日もカイカムリを書いちゃいま~す。

シワオウギダマシ

駒井先生に同定して頂いたカニを日々書いている、カニシリーズ
今日お届けするのは、このカニ~
シワオウギダマシです。

「海の甲殻類」にはヒメシワオウギダマシが載っています。
なので、「シワオウギダマシ」で検索をかけると「ヒメシワオウギダマシ」は沢山出て来ます。
そんなの聞いてな~い!!

結局、分り易い写真には当たりませんでした。
どんなカニか~というとこんな奴です。
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手持ちの図鑑で載っていたのでは、「相模湾産蟹類」でした。
それに特徴が書いてありました。

読んでみるとやはり難しい。
意味は分るんですが、水中でこれが見分けられるのか?
何処が見分けられ易いのか?となると難しいです。
「相模湾産蟹類」を見ながら、何とかここなら~という場所を見つけてみました。

まずは、ここ
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赤丸で囲んだ場所です。
この角度でカニを良く見るので、まずここで見分けたいのです。
前側縁の内側に不規則な凸凹があります。

そして、ここ
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ちょっと分り辛いかもしれませんが、赤丸で囲まれたはさみ脚に凸凹しているのが分りますか?
図鑑では、「はさみ脚掌部上面に多くの小凹面が有し粗面を呈している」とあります。
つまりこのボコボコの事でしょう。
これなら分るかも知れません。

しかし、これを水中で・・・・ですか~
難しい~~でも、面白いぜ!!カニ!!

次は私の大好きなカイカムリの仲間をご紹介~~♪