まだ、凄いウネリだ~
2014年11月28日
ポイント:秋の浜 水温:21℃ 透明度15m
一昨日はもの凄い大時化
昨日は海をお休みしたので、2日振りの海になりました
流石に海は静かになっているだろうと思って行ったのですが
それが、中々の大ウネリ・・・
右の岬を乗り越える波が時々きます
しかし、そこは秋の浜!これでも潜れるんですから凄いですね~
まずは右に行ってみました
掛けくだりを進んで行くとアサヒハナゴイを発見です。
ウネリか流れか水が動いて居たので、良く表を泳いでいました
アシボソベニサンゴガニを見て戻り出しました
途中、クマドリカエルアンコウを見てみました~
少し上がると、この魚を発見
今日は、この魚について少し説明を
まず、今までニセボロカサゴと紹介していたこの魚ですが
ゲストの方が、専門家の方に問合わせたところ、なんとナミダカサゴになるそうです!
ここで、おや?っと思った方は結構マニアです
まず、ニセボロカサゴとナミダカサゴの違いはなんなのか?
「魚類検索 第三版」を見てみると
①背鰭の鰭膜が切れ込むか、切れ込まないか
切れ込めばニセボロカサゴ、切れ込まなければナミダカサゴです。
②眼の下の白いラインがあるかないか
ラインがあればナミダカサゴ
③下顎の下に皮弁があるかないか
あればニセボロカサゴです
さて、この魚を見てみると~~
背鰭は切れ込まず、眼の下にラインがある、そして下顎の下に皮弁がある
・・・・・どっちやねん!!
因みに鰭の棘数、軟条数は共に一緒なのでここでは区別がつきません
さて、じゃ~なぜこいつがナミダカサゴになるか?と言うと
なんと、今は下顎の下の皮弁の有無はあてにならないそうです。
勿論、眼の下のラインも関係ないんでしょう
背鰭の切れ込みという事になると、今年の6月に撮影したこの個体はニセボロカサゴでしょう
勿論、今後の研究で変わってくるかも知れませんが
とにかく、今の研究では背鰭の切れ込みで2種を分けるという方法は一番正しいということです。
という訳で今大島に居るのは「ナミダカサゴ」です。
ゲストの皆さん、ログ訂正しておいてください(笑)
その後は、クシノハカクレエビや黒いクマドリカエルアンコウを見て段落ちへ戻りました
2本目は際へ
一気にクダゴンべまで降りてみました
今日も定位置で見られています。
すると、こいつを発見
最近、行方不明だったカイカムリの仲間です
いや~戻ってきて良かった~
アナモリチュウコシオリエビを見て、マツカサウオの子供によってみました
眼のバッテンが可愛いですね~
その後、白いクマドリカエルアンコウへよってみました
黒も白も残って良かったです
段落ちでは、ベニカエルアンコウやクリアクリーナーシュリンプ
そして、こんなカンパチが
弱っているようで、全然逃げません
かなり痩せていました。
まだ、鰭は綺麗なんですけどね~
段の上は凄いサージです
マツバギンポを見ていても2m位振られます
これじゃ~なにも出来ないので仕方なくすぐEXしました~
明日から週末です
頑張っていきましょ~~!!
Posted: 11月 28th, 2014 under 未分類.