伊豆大島ダイビングセンター

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IDCはPADIリゾートセンターです。
PADIイメージ
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Archive for 6月, 2010

これもウミウシなのか・・・?

ヤドカリを筆頭に、あまり人が興味を持たない物を中心に調べている今日この頃
貝のHPを作るようになってから、益々エスカレートしている気もします。
そんな中で、唯一メジャーなのがウミウシです。
今迄、全くウミウシに興味はありませんでした。
と言っても、仕事柄 名前は結構している方でした。
しかし、詳しい人はもっと詳しい!! 私なんか足元にも及ばない程ウミウシ好きで詳しい方がいるのです。
そんな、あまり興味の無かったウミウシですが
貝の仲間と捉えたら、急に興味が湧いてきました〜
ウミウシを一つのカテゴリーと捉えるので、今迄興味がなかったので
これを、貝の仲間の後鰓亜綱と捉えれば良いのでした〜〜
そうなると、新しい種類を次々と見つけたくなるのです。
最近は、浅場の壁で5mm以下のウミウシ探してをマイブームとしています。
そんな中、発見したのがこれです。
100229ルンキナ
ルンキナウミウシって奴です。
一応、腹足があるのでウミウシって分かりますが
正直、只のウズムシです。。。 
ま〜ウズムシウミウシなんて名前で呼ばれていた位ですからね・・・
しかし、触角も無い鰓も見えない・・・
これをウミウシだって気が付いた人は、凄い!!
流石、馬場博士!!

ヒラメの体表に・・・

全く、まさに梅雨らしい天気が続きまくってます。
蒸し蒸しする割りに、水温は冷たい・・・
スーツ選びに迷います。
黒潮が離れてしまったせいか、いまいち水温が上がりきりません。
もう少しで7月だというのに、温かくても20℃
深場は、16℃・・・・
あ〜 冷たい
これだけ冷たければイズカサゴやヒラメも見れますよね〜
さて、今回はそのヒラメの体表に付く生き物の話です。
それは、これ!!
100227カリグス
ま〜 この風貌から普通に寄生虫です。
詳しい方に聞いたら「寄生性カイアシ類のカリグス(Caligus)の仲間」だという事
タカノハダイにも良くこんなの付いています。
あれは、タカノハジラミって名前があるようですが・・・
じゃ〜 こいつの名前は??って気になりますよね〜〜〜
左に伸びる尻尾の様な物は、卵糸と呼ばれる卵だそうです。
そういえば、色んな魚にこういうの付いています。
今後のチャンスがあったら撮影して行こうっと!!

大島初!!

先日、大島で34種目になるウミウサギガイの仲間が出ました〜〜
シュスヅツミです!!
100623syusu
いつか、出るだろうと思って居ましたがやっと出ました!!
まだまだ、幼貝なので今後の成長が楽しみです。
シュスだけ「キヌ」が付かないんですよね〜
何ででしょう?
ホストは、シロアザミヤギ。
これ結構他にも好きなバニーが居るんでしょうね〜
トサとか・・・・
次はトサを狙います!!

大島で初めて見た! 〜実は北の生き物じゃありません〜

先日、セミナイトダイビングに行って来ました。
狙いは、アカオビコテグリというネズッポの産卵です。
毎日、ほぼ決まった時間に産卵をしています。
帰り道には、大抵ナイトダイビングになってしまうので
ナイト好きの僕には溜まらない時間です。
変わった時間に入ると、たまに初めて見る生き物に出会います。
今回、初見の生き物はこれ↓
20100620umikuwagata
何だかいまいちな写真ですが、分りますか?
ウミクワガタの仲間です。
ウミクワガタと言えば、北陸の生き物というイメージがありますが
実は、結構この辺りに普通にいる生き物です。
幼生時代は寄生生活を送り、成体になったからはカイメンの隙間や石の下に隠れているので
殆ど目についていないだけでしょう。
決して珍しい生き物ではありません。
でも、初めて見ました〜〜♪
勿論、これにも種類があります。
未記載種もいっぱい居るでしょう・・・・
正体判明出来るかな〜〜??

何だ?こりゃ?

野田浜 19℃
入梅してから、今日が本格的な大雨になりました。。。
そんな中、野田浜へ行ってきました。
砂地に出て、ふと気になった石を捲ると
その下では、キムハダモドキが産卵をしていました。
ゲストが撮影しているのを待っていると、ふと白い物体が目に入りました。
カイメン?と思ったのですが、何だかちょっと違和感あり。。。
思い切って触ってみると、ペロ〜ンと剥がれました。
それがこれです。
100618ハナズトガイsp。
一瞬、ウミウシかと思ったのですが、良く見ると写真の右側にから水管が出ています。
どうやらハナズトガイの仲間の様です
大きさは1cm位です。
実際には、中身の貝を見なければ種類は分かりません。
ま〜新種ばっかでしょうね。
ハナヅトガイ科の1種として、その内HPにアップしましょう。
このハナズトガイの仲間見た事ある〜〜って方、是非ご連絡下さい。

久々!!謎の若齢ヤドカリ

発見したのは、6月1日。
撮影に行こう、行こうと思いつつ中々出来なかったヤドカリを撮影してきました。
サイズは、貝の幅で約5mm。
このサイズでも、案外撮影すれば、なんの子供が分かるもんなのですが
こいつは良く分かりません。
100614ヤドカリyg
歩脚やはさみ脚が長いので、ヒメホンヤドカリ属っぽいのですが
これといって該当種が浮かびません。
こりゃ〜 暫く観察を続けて成長を見ていくしかないですね。
変化があったらまた報告します。

謎のオウギガニ

最近、エビの事ばかり書いているので、すっかりエビブログになっていますが
そんな事はありません。
ちゃんとヤドカリも探しています。。。
って今回のネタはオウギガニなのですが・・・
甲殻類の中で最も数が多いカニ類、エビ&ヤドカリ&シャコなんかを合わせたって
その数には及びません。
大島にもかなりの数のカニ類が生息しています。
一体、どれ位の数がいるのでしょう?
そんなカニを見る度に撮影しているのですが、撮影した写真が溜まっていくだけで
中々同定している暇がありません。
このカニもそんなカニの一つです。
オウギガニsp2
赤くて綺麗なカニです。
しかし、名前が良く分かりません。
ツブヒラオウギガニにしては、甲域が分かれ過ぎています。
大抵、背中側からバッチリ撮影すれば分かるんですけどね〜
誰か教えて下さい。

新しいテッポウエビ

日本は、かなり図鑑の充実している国だと思います。
最近は、種によって細かく分かれた物が発売されていますし
内容もかなり濃いと思います。
私も図鑑は結構持っている方だと思っています。
甲殻類だけでも何冊かあります。
しかし、どれにも載っていない生き物がいると言うのは驚きです。
しかも、普通に数多く生息している生き物の写真がない事が多いのです。
魚は、そんな事ないのですが甲殻類はその傾向が多いです。
理由は・・・ダイバーが見ないから?? そんな理由で載せる種類を決めて良いのだろうか?
何の為に、誰の為に図鑑は存在しているのでしょう?
まっ 「売れなきゃしょうがない」という理由も分からなくは無いのですが・・・
今回、撮影したテッポウエビです。
テッポウエビ0606
タイトルの「新しい」なんて書きましたが
多分、学名も和名もある種類なんでしょね・・・

これも・・・? 本当分かりません。

先日、発見撮影したテッポウエビをアップしておきます。
オトヒメテッポウエビ
前回、アップしたエビと同じく、オトヒメテッポウエビの可能性が高いと奥野さんにも言われました。
前回の比べ体に入る赤いドット模様(赤色素胞というらしい・・・)が無いので
ちょっと違う奴か?とドキっとしたのですが
奥野さん曰く「生息環境によって濃淡が変わる」という事だそうです。
う〜ん 色彩変異が激しい生き物は、難しい・・・
こりゃ〜数見て勘を鍛えていくしかないですね。
浅場の石の下にはまだまだ気になるテッポウエビがいっぱいです。
地道に続けて行きましょう!!

テッポエビ追加

秋の浜 16〜19℃
本当に落ち着かない海が続いています。
午前と午後で水温が3度も変わる事もざらです。
しかし、島の西側には黒潮があたり、21℃位あります。
一体、どうなっているんでしょう?
さて、前回のテッポウエビに続いて撮影したテッポウエビです。
20101117otohimeteppouebi
奥野さんに見て頂いたら、オトヒメテッポウエビの可能性が高いとの事でした。
しかし、オトヒメテッポウエビなんて名前初めて知りました・・・
一体、テッポウエビ未記載種を合わせると何種いるんでしょう?
こりゃ〜 開けちゃいけないパンドラの箱だったかも知れません。。。