伊豆大島ダイビングセンター

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Archive for 1月, 2012

トガリウスハオウギガニ

今日は椿祭りのオープニングパレードに行ってしまい、海に行けませんでした・・・
また、今日も「表」のログはアップ出来ませんが
「裏」側をアップしちゃいましょう〜〜
これも、駒井先生に同定して頂いたカニです。
20120129togariusuha
私は普通、ハサミ脚の欠損している個体は撮影しない主義なんです。
まっ余程珍しいと分かる種類は別ですが・・・
それでも、一応記録として〜と感じで撮影します。
しかし、このカニは違いました。
一目で「こりゃ〜見た事無いカニだな〜」という感じ
そして、この格好良さ・・・良いですね〜〜
名前はトガリウスハオウギガニと教えて頂きました。
手持ちの図鑑を調べてみましたが、どれに載っていません。。。
ネットで検索すると生体写真が1つ、標本写真が数枚って感じです。
分布はどれも、琉球列島です。
季節来遊ガニなのかな??
しかし、格好いいカニだな〜

ヒメベンケイガニ

今日は残念ながら海に行けませんでした・・・
でも、「裏」ブログはネタがいっぱいです。
昨年の夏の事です。
海水浴に行った時に発見したカニです。
20120128himeben
発見して、すぐに駒井先生からお答えはもらっていたのですが
同定結果出るまで温めていました。
このカニ写真だけ見て即答出来たら、かなりの甲殻類好きとお見受けします。
是非、お近づきになりたい!!
このカニ、ヒメベンケイガニと言います。
分布域はかなり広く、相模湾から沖縄まで分布している様です。
房総でも居るのかな??
発見したのは、本当水溜りです。
こんな場所に居たらダイバーの目には触れなくて当たり前です。
生体写真が載っている図鑑もありますが、「海の甲殻類」には載っていません。
やっぱりもっと大きな甲殻類図鑑が必要ですね〜
誰が出してくれませんかね〜〜

ヒメテナガオウギガニとテナガオウギガニ

昨日は、ついつい貝に浮気してしまいましたが
今日は、前々回同様駒井先生に同定して頂いたカニを書いて行こうと思います。
今回のカニはこれ!!
20120127himetenaga
ヒメテナガオウギガニです。
このカニ浅場の石を捲るといっぱい出てきます。
正直、良く見るカニなんです。
しかし!今迄私はこれをTHEテナガオウギガニだと思っていました・・・
だって「海の甲殻類」に載ってる奴とそっくりなんですもん。。。
色って事じゃ無くて甲羅の形です。
でも、同定の結果はヒメテナガオウギガニでした
これは実に恥ずかしい間違えをしていたもんです。
じゃ〜THEテナガオウギガニってどれ?っていうと
以前、同定して頂いたカニの中にいました。
それはこれ!
20120117tenga
甲羅の形が分かる写真で無くてすみません。。。
しかし、全然雰囲気が違います。
実はこのカニはサンゴについていました。
このカニと「海の甲殻類」に載っているカニが同じにはどうしても見えません。
あ〜カニって実に奥が深いです。。。

アジロきた〜〜

「表」に書いたテンションが超上がった生き物!!
それはこれです!↓
20120126ajiro
そうです、タカラガイです。
これで〜〜ダカラだって分かる方はかなりの変態でしょう
まっタイトルに書いちゃっててるので、分かるかと思いますが
アジロダカラです。
大島では数は少ない方で、貝殻も滅多に拾えません・・・
しかし、いつか出会えると思っていました!!
次はカノコを狙います
さ〜貝のHPにアップしなきゃいけない種類が増えて来ちゃいました・・・
ゲストも居なくて暇なんで、ノンビリやります。
それでいいのか・・・

オザキヒシガニ

さて、駒井先生の同定を元に一般的な図鑑に載っていない甲殻類を紹介していくコーナー
(いつからコーナー化??)
第二弾です。
今回はこのカニ!!
20120123ozakihisigani1
可愛いでしょ〜〜
名前はオザキヒシガニと言います。
やっと名前が分かった〜って感じです。
これもオザキヒシガニです。
20120123ozakihisigani2
体に石灰藻が付いている個体です。
殆ど表に出てくる事は無く、石を捲って出会う事が殆どです。
生体写真は、ネットで調べても1枚伊豆半島で撮られた物が出てくるだけです。
と言っても記載されたのは1930年と古いのです。
名前に人名が付くので、一体誰だろう?と調べると
みなべ町生まれで、海洋生物学の発展に大きく寄与した郷土生物研究家 尾崎光之助さんのお名前が出てきました。
尾崎さんと言えばミナベトサカの学名になっている有名な方です。
その方がカニもやっていたなんて!!凄〜い
続きを調べると「カニもやっていた」なんてレベルじゃありませんでした・・・
「終生で記録したカニは、当時の700種中の半数以上」
と書いてあるじゃないですか!!すっ凄げ〜〜
これは、あまりにも無知でした・・・
尾崎光之助さんを目指して頑張ります!!

ウェークベニツケガニ

最近、「裏」側のネタが無いと書きましたが、いきなり大量に裏のネタが増えました〜
千葉中央博物館の駒井先生から、同定を依頼していた甲殻類の答えが来ました〜
いや〜かなり多くの同定をお願いしてしまったので大変申し訳なく思っていたのですが
またまた凄い速さで同定して頂けました〜
その中からまず1つ
皆さん、ウェークベニツケガニというカニをご存知でしょうか?
聞いた事無い方が殆どだと思います。
私も同定の答えを聞くまで知らないカニでした
ネットで調べてみたのですが、標本写真が出ていただけです。
手持ちの図鑑を調べても、かろうじて名前が載っている程度でした。
これが生体写真です!!
20120121uxeku
なんとも格好良いカニではありませんか?
ここで、問題が・・・
どこで同定するんでしょうか?
肉眼で分かるレベルなんでしょうか??今度詳しく聞いてみます。
これからドンドン書いて行きます。
図鑑に載っていない甲殻類バンバン載せて行きます!!
乞うご期待!!

このハナヅトガイ・・・誰?

昨日、今日と海に潜れていません。
だって大荒れなんで・・・今日なんか船も全便欠航です。。。
こうなると「表」のログが書けません。。。
それなら「裏」を書いてみましょう!!
毎月10回は更新しようと思っているのですが、なんと今月はこれで4回目・・・
そして、後10日で一月終了。。。
どうする?これ??
色々と訳の分からないカニなんかは撮影しているんですけどね〜
でも、今日のネタは貝です。
まずは、写真を!!
20120120hanaduto
これ、立派な巻貝なんです。
ハナヅトガイという仲間なんです。
まるで、ウミウシみたいでしょう??
イボベッコウタマガイという、まるで「オハギ」みたいな形をした同じ仲間がいます。
これが、大島では一番多いです。
その次がこの種類です。
でも、全然正体が分かりません。。。。
誰が知りませんか??

ニッポンダカラ発見!!

タカラガイ好きの方というのは、かなり多いです。
貝殻を集めて居る方も多いと思います。
ダイバーの中にも「好き」という方もいらっしゃいます。
タカラガイの中には、「三名宝」と呼ばれる
日本三大タカラガイがあります。
テラマチダカラ・オトメダカラ
そしてニッポンダカラの3つです。
どれも、貝コレクターの中では垂涎の品です。
昨日、ムラサキズキンベニハゼを見に行った時です。
ニポンダカラを発見しました〜〜
20120116nippon1
正しくニッポンダカラです!!私が弄ってしまったので外套膜がむけてしまいました。
外套膜が出ている写真見たいですよね〜??
これです。
20120116nippon2
これは、以前撮影した物です。
実は、ニッポンダカラを見るのは、これで4回目です。
これだけ、この貝の生体をダイビングで見ている人間もいないのではないでしょうか?
貝に興味無い方には、「ふ〜ん」位の話ですが
値段で言った方がその価値が分かるかもしれませんね。
大体、ニッポンダカラの貝殻の相場は、4〜5万円です。
昨日、調べてみました〜〜
おおっ 正に宝貝だ!!

テナガダコ・・・奥深い。。。

「伊豆大島の貝類」には、貝以外にもウミウシやイカ・タコ等の頭足類もアップしています。
思っている程、数が増えないのがちょっと残念です。。。
まっ見つけられてないと事もありますが
なんと言っても同定が難しい・・・
勿論、私では無理なので専門の詳しい方にお聞きしています。
今回、発見?いやっやっと写真が撮れたタコはこれです。
20120112tenagadako
今迄、テナガダコ、テナガダコと呼んでいたタコです。
有名なミミックオクトオパスの様に色々と体の形を変えて
ある時は、カレイの様に平べったくなり逃げて行ったり
海藻の中に入って、腕だけ揺れる海藻の様に動かし擬態もします。
これが、本当に「テナガダコ」という種類なのか?
本当は何者なのか?
詳しい方にお聞きしました。
答えはこちらです。
体色や体の凹凸が変わっているように見えますが、
マダコでも気分で色&体表は変えられるので、そのほかの特徴を見ます。
頭(というか胴)が小さく、足(というか腕)が長いですね。テナガダコというのがありますが、腕の長さの比率が違います。テナガダコは、第1腕が一番長く2,3,4と後ろに行くほど短く、第4腕は第1腕の半分以下の長さしかありません。
「写真のタコを見ると、反対に第4腕が長く見えます。
小林安雅さんの「ヤマケイポケットガイド⑯海辺の生き物の初版p158に
“テナガダコ”として掲載されているタコに似ています。
以前、小林さんに言われて写真を見て、テナガダコではないことをお話しました。
最近観察例が増えている“ミミックオクトパス”も、同じような腕の比になっています。
このような腕の長いタコは、熱帯海域から何種類か報告されているのですが、
本州近海では、標本に基づく正式な報告がないため、
いまだに、これらのタコが何であるのか、明確な位置づけがなされていません。」
という事でした。。。
研究がも少し進まないと正確な事は言えないようです。
マダコ科の1種と言うのが今現在正確な同定になるようです。
私のサイトでも「マダコ科の1種」で載せるとしましょう。

テヅルモヅルエビ来た〜!!

皆さん明けましておめでとう御座います。
ってもう9日も過ぎてる・・・
なのに、裏ブログ初更新です。
いくつかネタはあるのですが、まずはこのネタから
20120109teduru
表のログに載せたのと別カットです。
これじゃ〜はさみが見えないな〜
このエビ、和名を「テヅルモヅルエビ」といいます。
ダイバーの間では、結構有名なエビです。
その名の通り、テヅルモヅルと共生しています。
テヅルモヅルエビ属という新属が創立されています。
学名は、Lipkemenes lanipes
私が日々お世話になっている千葉県立中央博物館分館海の博物館の奥野淳兒氏らの研究によって発表されました。
沖縄県大浦湾の調査で発表され、和名も与えられたのです。
論文には、大浦湾の標本、そして伊江島と久米島からの標本が用いられました。
実はこの伊江島の標本を採ったのが、私の大学時代の後輩なのです〜
電話で、見たら絶対に捕まえろよ〜と唆し、ゲットしてもらいました〜
いや〜ちゃんと形になって良かったです。
大島では、以前他ショップのスタッフさんから情報を得ていましたが
慌てて見に行った時には、残念ながらホストごと何処かへ行ってしまいました・・・
非常に悔しい思いをした思い出のあるエビです。
それを今回無事に発見出来ました〜〜!!
やった〜〜!!
あ〜ハウジングがあれば・・・